研究成果
スキンケア成分・原料の研究成果
ロゼットではすこやかな肌を保つための成分研究を行い、その成分の可能性を追究して成果を見出し、数々の化粧品の開発に活用しています。
“イオウ” 配合化粧品
・ロゼット洗顔パスタ イオウシリーズ(全商品)
・iow(全商品)
“クレイ(天然泥)” 配合化粧品
・ロゼット洗顔パスタ クレイシリーズ(全商品)
・夢みるバーム(全商品)
“馬セラミド” 配合化粧品
・AK(全商品)
・ロゼット素肌美システム(一部商品)
“エイジツエキス(ノイバラ果実エキス)” 配合化粧品
・ロゼット洗顔パスタ(一部商品)
・夢みるバーム(一部商品)
産学連携による共同研究開発の成果
学会発表
多数の学会において定期的に発表を行っています。
【代表例】
・「The effect of topical use of natural ceramide cream rich in lactosylceramide on skin barrier function」(『第17回 光老化研究会』 2016年(平成28年)、神戸)
・「ガラクトシルセラミドを主成分とする天然セラミドが表皮バリア機能に及ぼす影響」(『第56回 日本油化学会』 2017年(平成29年)、東京)
・「エイジツエキスによる角層タンパク質のカルボニル化抑制作用とセリンパルミトイルトランスフェラーゼ(SPT)mRNA発現促進作用」(『日本薬学会第139年会』 2019年(令和元年)、千葉)
・「馬ガラクトシルセラミドによる角層セラミド合成促進効果」(『第13回 セラミド研究会』 2020年(令和2年)、WEB)
【最優秀演題賞受賞歴】
・「線維芽細胞の真皮性色素沈着症への関与」(『第26回 日本色素細胞学会』 2015年(平成27年)、札幌)
・「メラノサイトのミトコンドリア膜の蛍光染色がメラノソームにより阻害されるメカニズムの研究」(『第27回 日本色素細胞学会』 2016年(平成28年)、岐阜)
学会発表一覧
開催年 | 発表内容 | 学会名 | 共同研究機関 |
---|---|---|---|
開催年2012年 (平成24年) | 発表内容線維芽細胞のメラニン色素貪食メカニズムに関する基礎研究 | 学会名第37回 日本研究皮膚科学会 (in沖縄) | 共同研究機関岡山理科大学 |
開催年2013年 (平成25年) | 発表内容真皮内色素沈着症の発症メカニズムに関する基礎研究 | 学会名第6回 国際研究皮膚科学会 (inスコットランド) | 共同研究機関岡山理科大学 |
開催年2013年 (平成25年) | 発表内容色素細胞・角化細胞の共培養によるエイジツエキスのメラニン生成抑制作用に関する評価研究 | 学会名第25回 日本色素細胞学会 (in大阪) | 共同研究機関岡山理科大学 |
開催年2014年 (平成26年) | 発表内容ヒト色素細胞、角化細胞の共培養によるメラニン生成抑制剤の新規評価法 | 学会名第22回 国際色素細胞学会 (inシンガポール) | 共同研究機関岡山理科大学 |
開催年2014年 (平成26年) | 発表内容メラノソームトランスファーにおけるメラノソーム包含小球の役割と真皮色素沈着症に対するファイブロブラストの関与 | 学会名第22回 国際色素細胞学会 (inシンガポール) | 共同研究機関岡山理科大学 |
開催年2015年 (平成27年) | 発表内容表皮角化細胞、真皮線維芽細胞、マクロファージのメラニン色素貪食様式の相違点 | 学会名第23回 国際皮膚科学会 (inバンクーバー) | 共同研究機関岡山理科大学 |
開催年2015年 (平成27年) | 発表内容線維芽細胞の真皮性色素沈着症への関与(※最優秀演題賞受賞) | 学会名第26回 日本色素細胞学会 (in札幌) | 共同研究機関岡山理科大学 |
開催年2015年 (平成27年) | 発表内容ミトコンドリアの蛍光染色に及ぼすメラニン色素の影響 | 学会名第26回 日本色素細胞学会 (in札幌) | 共同研究機関岡山理科大学 |
開催年2016年 (平成28年) | 発表内容線維芽細胞の貪食メカニズム解析と真皮性色素沈着症への関与 | 学会名第41回 日本香粧品学会 (in東京) | 共同研究機関岡山理科大学 |
開催年2016年 (平成28年) | 発表内容The effect of topical use of natural ceramide cream rich in lactosylceramide on skin barrier function | 共同研究機関第17回 光老化研究会 (in神戸) | |
開催年2016年 (平成28年) | 発表内容メラノサイトのミトコンドリア膜の蛍光染色がメラノソームにより阻害されるメカニズムの研究(※最優秀演題賞受賞) | 学会名第27回 日本色素細胞学会 (in岐阜) | 共同研究機関岡山理科大学 |
開催年2017年 (平成29年) | 発表内容ガラクトシルセラミドを主成分とする天然セラミドが表皮バリア機能に及ぼす影響 | 学会名第56回 日本油化学会 (in東京) | 共同研究機関 |
開催年2017年 (平成29年) | 発表内容真皮線維芽細胞の貪食作用に及ぼすリン脂質の影響 | 学会名第56回 日本油化学会 (in東京) | 共同研究機関 |
開催年2018年 (平成30年) | 発表内容低線量UVA反復照射により誘導した真皮線維芽細胞光老化モデルの解析 | 学会名第43回 日本香粧品学会 (in東京) | 共同研究機関岡山理科大学 |
開催年2018年 (平成30年) | 発表内容過酸化水素処理による培養線維芽細胞の黄色化に及ぼす抗酸化剤の影響 | 学会名第43回 日本香粧品学会 (in東京) | 共同研究機関岡山理科大学 |
開催年2018年 (平成30年) | 発表内容メラノサイトとケラチノサイトもしくはファイブロブラストとの2種細胞共培養系を用いたメラニン生成調節作用の評価 | 学会名第28回 日本色素細胞学会 (in神戸) | 共同研究機関岡山理科大学 |
開催年2019年 (平成31年/令和元年) | 発表内容馬由来ガラクトシルセラミドの構造推定 | 学会名日本薬学会第139年会 (in千葉) | |
開催年2019年 (平成31年/令和元年) | 発表内容エイジツエキスによる角層タンパク質のカルボニル化抑制作用とセリンパルミトイルトランスフェラーゼ(SPT)mRNA発現促進作用 | 学会名日本薬学会第139年会 (in千葉) | |
開催年2020年 (令和2年) | 発表内容糖化阻害反応における蛍光強度と吸光度の変化は必ずしも相関しない | 学会名第38回 日本美容皮膚科学会 (in東京) | 共同研究機関岡山理科大学 |
開催年2020年 (令和2年) | 発表内容エイジツエキスは表皮細胞の分化を促進し、バリア機能を増強する | 学会名第38回 日本美容皮膚科学会 (in東京) | 共同研究機関神戸学院大学 |
開催年2020年 (令和2年) | 発表内容馬ガラクトシルセラミドによる角層セラミド合成促進効果 | 学会名第13回 セラミド研究会 (WEB) | |
開催年2021年 (令和3年) | 発表内容天然セラミドとエイジツエキス配合製剤におけるヒト皮膚への効果 | 学会名日本薬学会 第141年会 (in広島) | |
開催年2021年 (令和3年) | 発表内容複製老化したヒト表皮角化細胞におけるROS発生の増大はミトコンドリア量の増加に起因する | 学会名第46回 日本香粧品学会 (in東京) | 共同研究機関岡山理科大学 |
開催年2021年 (令和3年) | 発表内容エイジツエキスは角化細胞の分化とバリア機能形成を促進する | 学会名第46回 日本香粧品学会 (in東京) | 共同研究機関神戸学院大学 |
開催年2021年 (令和3年) | 発表内容馬ガラクトシルセラミドによる角層セラミド合成促進効果 | 学会名第21回 日本抗加齢医学会 (in京都) | 共同研究機関宇都宮大学 |
開催年2022年 (令和4年) | 発表内容馬ガラクトシルセラミドの角層セラミド合成促進効果とそのメカニズム | 学会名第121回 日本皮膚科学会総会 (in東京) / 第22回 日本抗加齢医学会 (in大阪) | 共同研究機関宇都宮大学 |
開催年2022年 (令和4年) | 発表内容エイジツエキスは表皮角化細胞の分化を促進する | 学会名第72回 日本薬学会関西支部総会・大会 (in大阪) | 共同研究機関神戸学院大学 |
開催年2022年 (令和4年) | 発表内容ケラチノサイトとファイブロブラストにおけるメラノソーム貪食メカニズムの相違点 | 学会名第31回 日本色素細胞学会学術大会 (in東京) | 共同研究機関岡山理科大学 |
開催年2022年 (令和4年) | 発表内容Horse ceramide accentuates glucosylceramide synthase and ceramide synthase 3 by activating PPAR β/δ and/or γ to stimulate ceramide synthesis | 学会名第47回 研究皮膚科学会 (in長崎) | 共同研究機関宇都宮大学 |
開催年2023年 (令和5年) | 発表内容使用時にテクスチャーが変化するピーリング剤の官能表現、物理的変化及び生理活性機能の相関に関する検討 | 学会名日本薬学会 第143年会 (in札幌) | |
開催年2023年 (令和5年) | 発表内容エイジツエキスは表皮の幹細胞性を維持し、創傷治癒を促す | 学会名日本薬学会 第143年会 (in札幌) | 共同研究機関神戸学院大学 |
研究論文
学会誌への学術的な研究論文の投稿を行っています。
論文一覧
1998年 (平成10年) | アトピー性皮膚炎乾燥皮膚に対するグリコセラミド含有外用剤の使用経験 皮膚 40.4 (1998): 415-419. |
1998年 (平成10年) | ビオセラミドLS含有ローションの使用経験−小児のアトピー性皮膚炎に対する有用性− 日本小児皮膚科学会雑誌 17.1 (1998): 45-50. |
2004年 (平成16年) | 天然セラミド含有低刺激性サンスクリーン剤の敏感肌患者への使用試験 皮膚の科学 3.2 (2004): 236-242. |
2005年 (平成17年) | 小児に対するAK−UV®の使用経験 日本小児皮膚科学会雑誌 24.1 (2005): 67-73. |
2007年 (平成19年) | 紫外線吸収剤をマイクロカプセル内包化したサンスクリーン剤の皮膚レーザー治療部への使用経験 日本美容外科学会会報 29.4 (2007): 183-188. |
2016年 (平成28年) | アトピー性皮膚炎患者に対するAKマイルドローションの安全性 新薬と臨牀 65.2 (2016): 197-202. |
2016年 (平成28年) | Melanin pigment interrupts the fluorescence staining of mitochondria in melanocytes. Journal of Dermatological Science 84.3 (2016): 349-351. |
2020年 (令和2年) | 複製老化した真皮線維芽細胞の黄色化とカルボニル化. 日本香粧品学会誌 44.2 (2020): 92-98. |
2020年 (令和2年) | Dermal fibroblasts internalize phosphatidylserine-exposed secretory melanosome clusters and apoptotic melanocytes. International Journal of Molecular Sciences 21.16 (2020): 5789. |
2022年 (令和4年) | 表皮の恒常性維持機構とエイジツエキスの角化細胞分化促進作用. フレグランスジャーナル 50.5 (2022): 26-33. |
2023年 (令和5年) | Horse-Derived Ceramide Accentuates Glucosylceramide Synthase and Ceramide Synthase 3 by Activating PPARβ/δ and/or PPARγ to Stimulate Ceramide Synthesis. Biomedicines 11.2 (2023): 548. |
2023年 (令和5年) | 複製老化したヒト表皮角化細胞におけるROS発生の増大にはATP産生能が低下したミトコンドリアの増加とFe2+の蓄積が関与する 日本香粧品学会誌 47.1 (2023): 6-14. |